酒田市議との会合後、記者団の取材に応じる佐藤氏(酒田市役所で)
 自民党の佐藤ゆかり参院議員(52)が18日、同党公認候補予定者が不在の衆院山形3区からの出馬に意欲を示したことが、関係者の間で波紋を広げている。
 3区の公認候補を争うとみられていた現職で無所属の阿部寿一衆院議員(54)と、先の衆院選で落選した加藤紘一・元同党幹事長(74)の三女・鮎子氏(34)の後援会幹部らは警戒を強めている。
 佐藤氏は同日、開会中の山形県酒田市議会の本会議前に、同党と関係が深い3会派の控室を相次いで訪問した。居合わせた複数の議員によると、佐藤氏は「私は今、山形3区での支部長選任を目指して活動している。酒田市に住んで活動を展開していくことになった」「現職議員なので、即戦力として酒田のために頑張らせていただきたい」などとあいさつしたという。
 議員へのあいさつ後、佐藤氏は記者団に対し、「自民党の衆院議員が不在の3区で活動する中、支援者から3区の支部長を目指してほしいという声があった。選択肢の一つだと思っている」と述べた。
 佐藤氏は10月の鶴岡市議選、11月の酒田市議選で候補者の応援に訪れているほか、3区内の祭りなどにも積極的に参加。今月に入ってからは、市町村の12月議会に合わせ、自民党系議員へのあいさつ回りを行うなどしている。また、酒田市に「庄内・新庄最上地域後援会事務所」を設立し、拠点作りにも力を入れ始めた。
 こうした動きに対し、阿部氏の有力支援者は「地盤の酒田市だけでなく、鶴岡市や最上地方でも後援会設立の準備を進めており、焦る必要はない」と平静を装うが、「どのような人が佐藤氏を支持しているかを調べ、対応を考えないといけない」と話す。
 鮎子氏の後援会幹部は「こちらは新人だが、佐藤氏は現職で知名度が高く、自民党の役職もある。首長の中には陳情などで頼りたいという人もいると思う」と危機感をあらわにする。
 同党県連は、3区の公認候補予定者の選考を公募で行うとしている。ただ、党員投票で決めるのかなど、詳細については確定しておらず、年明けにも選考方法などの具体的な検討に入る方針を示している。
 佐藤氏の発言について、県連の野川政文幹事長は「各地でそうした発言をされていると聞いている。選考のルールを決める前に『支部長になりたい』などと言うのはフライングだ」と不快感を示した。
(2013年12月19日11時35分
読売新聞)

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