【高木真也】関西電力が、原子力発電所の稼働がなくても数値つきの節電目標を掲げずに今冬を乗り切れるめどを立てたことが27日、わかった。電力使用に対する供給余力を示す予備率が、最低限必要とされる3%を確保できそうになったため。
特集「原発・エネルギー」
 10月1日の経済産業省の電力需給検証小委員会で報告する。昨冬や今夏と同じく、無理ない範囲での節電を企業や家庭に求める。
 9月、関電のピーク時供給力の約1割を占める大飯原発3、4号機が定期検査で相次いで停止。関電は大飯3、4号機と高浜原発3、4号機(いずれも福井県)の再稼働に向けた審査を原子力規制委員会に申請しているが、今冬に間に合うめどは立っていない。
 このため関電は、比較的供給余力のある中部、中国などの電力会社から買う電力を増やしたり、火力発電所8基の点検時期を先送りしたりして、供給力を積み増した。企業や家庭の節電も定着し、2010年度比で約6%減だった昨冬程度は見込めることから、3%の予備率を確保できると判断した。

関連ニュース

大阪城、光の七変化 天守閣スクリーンに映像投影へ
汚染水浄化装置、22時間で試運転中断 福島第一原発
「レッドソックスの上原は1回無失点 「間隔空いてあまり良くなかった」」:イザ!

アニソン一覧

広告