まるで昨年のリプレイを見るかのようだった。
直線大外から襲いかかるフラガラッハ。
歓喜の重賞初Vから丸1年。
8着だった阪急杯以外は2ケタ着順のオンパレードだった馬が、水を得た魚のようにガラリと変わってみせた。
「夏というより、4週目で馬場が荒れてきた中京が合うのでしょう。
それに外枠もよかった。
スッとゲートを出て流れに乗れたから。
昨年のような内枠((2)番枠)だったら、これほどうまくいったかどうか…。
なにしろ1年間、掲示板にすら載っていなかったからね」と、松永幹調教師も喜び半分、驚き半分といった表情を浮かべた。
しかし、復活Vへの兆しは確かにあった。
暑さを気にせず、ビッシリ追ってきた坂路調教だ。
17日に4F50秒3、ラスト1F12秒8の自己ベストをマーク。
手綱を取った高倉騎手も「いつも追い切りでワクワクさせてくれる馬だけど、今回は特に良かった。
レースに結びつけたいね」と実に気合が入っていた。
格よりデキの夏競馬。
今月7日に亡くなった父デュランダルの弔い合戦という意味合いもあったが、やはり昨年Vのコース巧者が、とびきりに動いたことが一番の買い材料だったといえるだろう。
「道中でグダグダとなりがちな馬を、うまくエスコートできました。
勝ったからといってまだまだ安心できないけど、道中次第で着順が変わることが分かった」と鞍上はニッコリ。

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