1980年代から活動する英国の人気グループ、アンダーワールドの一員で、ボーカル兼ギターのカール・ハイドが初のソロ作「エッジランド」(ビート)を出した。
 アンダーワールドのダンス音楽的な作風とは異なるしっとりと落ち着いた作品だ。このほど東京都内で行われた音楽イベントに出演=写真・井口忠正=し、じっくりと歌を聴かせるステージを展開した。
 ハイドはアルバムについて、「アンダーワールドにも穏やかな部分は存在していたから、全く異なるサウンドとは思わない。美しく、優しい要素を前面に出してアルバムを作ってみたかった」とする。
 歌詞を重視した作品になったのは、以前から共演してきたブライアン・イーノの発言がきっかけだった。イーノはU2などを手がける大物プロデューサーで、実験的なロックの先駆者でもある。「君の生み出す言葉が好きだ。もっと歌詞で、表現してみては」と勧められたという。
 本作ではリズムに合わせ、抽象的な言葉の断片を配置していくダンス音楽のパターンではなく、流麗な旋律に具体的なストーリーを乗せている。ハイドは毎日見聞きしたものを記録しているというノートを見せてくれた。
 「この中から音に合う言葉を探して歌を作ってきた。ただ今回は、自分が何を、どう感じているのかを、より分かりやすく伝えようとした」
 収録曲の「エンジェル・カフェ」では、一日の始まりをカフェの片隅で、あれこれ考えながら過ごしている様子を描いた。「カット・クラウズ」ではゆったりとした環境音楽風のサウンドと「君を憶(おぼ)えてるよ 至高の薔薇(ばら)、淡い色に染まり、笑い声を上げて」という詩的な歌詞が溶け合う。
 夏にはフジロック・フェスティバルにも出演する。
(2013年5月9日
読売新聞)

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