大相撲夏場所後の横綱審議委員会が21日、両国国技館で開かれた。
 鶴田卓彦委員長は、横綱昇進後最低の10勝に終わった白鵬について「一人横綱で土俵を守ってきた疲れが出たのかな」と同情的だった一方、6人のうち4人が10勝に届かなかった大関陣については「最低でも2人は優勝に絡まないといけないのに情けない」と奮起を促した。
 その上で、鶴田委員長は「8勝で地位を保てるのは甘すぎる。最低でも10勝しないと落とすぐらい厳しくしてほしい」との私見を表明。
 平幕優勝を飾った旭天鵬についても「頑張ったと思うが、大関陣の星のつぶし合いである意味、漁夫の利だった」と指摘した。
(2012年5月21日19時45分
読売新聞)

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