19日のタイガース戦で、2勝目を挙げたレンジャーズのダルビッシュ。
 髪の毛を振り乱しながら抑えにかかるような、日本ハム時代に見せた荒々しさは、陰を潜めた。
 それでも、ダルビッシュは力みのない制球重視のスタイルを貫き、屈指の強力打線をメジャー3戦目で最長の七回途中まで2安打に抑えた。
 最大のピンチは2点リードの四回無死二、三塁の場面。これまで2試合は力を入れて投じた直球が高めに浮くことが多かったから、「ピンチの時ほどあまり力を入れないようにした」。6番打者をカーブで空振り三振。この回を内野ゴロの間に許した1点でしのぎ、勝利をたぐり寄せた。
 最速95マイル(約153キロ)の直球とスライダーやカーブを織り交ぜた緩急自在の投球に、昨年首位打者の3番カブレラと5年連続30発の4番フィルダーの2人が「バランスを崩された。自分の投球をしっかりしていた」と口をそろえた。
 「一気に全てを完璧にはできない。自分でかみ砕きながら、ちょっとずつ進歩できれば」とダルビッシュ。5四球を与えるなど「完璧」にはまだ遠いが、試行錯誤を続ける中で、一歩ずつ前へ進んでいることを証明した。(デトロイト、西村海)
(2012年4月20日17時41分
読売新聞)

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