あまりに早すぎる突然の死だった。
2月13日、大相撲の元幕内・久島海の田子ノ浦親方(本名・久嶋啓太)が46歳でこの世を去った。
仕事のために遅れて駆けつけた通夜後、棺の中のご遺体と対面しても、元気だった親方のことしか思い出せず、信じられない思いだった。
■「怪物」の付き人に
日大相撲部、そして角界入り後の出羽海部屋で久嶋先輩の付き人を務めた。
先輩は高校生で史上初めてアマチュア横綱に輝き、日大時代には学生横綱3連覇など今も最多の28タイトルを獲得した「怪物」だった。
私が入学時、久嶋先輩は3年生。
久嶋先輩の付き人になった私は掃除、洗濯など身の回りの世話係を務めた。
土俵で手首に巻く包帯は長さ、厚さも決まっていて、その通りにできるように心がけていた日々が今でも懐かしい。
現役時代に187センチ、204キロだった先輩は当時から大型力士。
他の先輩の付き人たちが1回で終わる洗濯を、私だけ3回、4回と回さなければならなかったのは大変だった。
大会になると、アマチュアなのに、プロの横綱のように「絶対に負けられない」という使命を背負っていた久嶋先輩は、とても神経質になっていた。
私は大会中もずっと付き人としてそばで身支度を手伝うのだが、大量のおにぎりや牛乳、水を持ち込まなければならなかった。
決勝トーナメントの前におにぎりをいくつ食べるとか、ルーティンがあって、決勝へ勝ち進むまで高い集中力を保っていた。

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