ツアー初優勝を果たした斉藤愛璃=川口正峰撮影
 一昨年、昨年と韓国勢が優勝をさらっていた開幕戦で新たなヒロインが誕生した。
 斉藤は「夢みたいです。びっくりしました」とギャラリーの歓声に応えた。
 首位で迎えた重圧のかかる最終日だった。1番でダブルボギー。何とか持ち直したが、スコアを伸ばせない。三塚と李知姫に1打リードの18番。入れば優勝の約1メートルのパットを外し、プレーオフにもつれ込んだ。
 それでも斉藤は「優勝より自分のゴルフをしよう」と考えた。最初に李が脱落。2ホール目、パーの斉藤に対し、三塚の短いパーパットがカップにけられた。
 協会の正会員ではないが、試合に出場できる単年登録のプロとなった2010年以降、昨年までツアー8試合に出場したが、42位が最高だった。すべてを完璧にこなそうとしたのが原因だった。このオフの鍛錬で飛距離は伸び、グリーン周りを重点的に練習できるようになった。ピンを果敢に狙う戦略から、パーセーブ重視へ。生まれた余裕が、好結果へとつながった。
 8歳で父・壮士さんにクラブをもらって始まったゴルフ人生。最終日は、その父もコースに駆けつけた。「支えられてここまで来たと実感しています。少しでも恩返しできれば」と斉藤。宝物のように皆に愛されるように――と願いを込められた愛璃という名前。ファンにより愛されるためにも、この初勝利を次につなげたい。(岡田智広)
(2012年3月5日08時33分
読売新聞)

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